名前解決とは?

ホスト名からIPアドレスを調べること。


/etc/resolv.confファイルの実例を見てみましょう!

nameserver     192.168.0.1

nameserver     192.168.0.2

domain         localdomain

search         dm1.example.org   dm2.example.org


nameserverの後ろには、そのコンピュータが名前解決利用するDNSサーバのIPアドレスを記述します。

記述するIPアドレスは、グローバルアドレスでもプライベートIPアドレスでも構いません。

また、IPアドレスを複数指定することができます。

複数指定した場合、まず最初に指定したサーバに問い合わせを行い、

解決できなかった場合は二番目に指定したサーバに問い合わせる、という具合動作する。


domainの後ろには、通常はそのコンピュータに所属するドメイン名を記述します。

このようにすると、名前解決の際に、ホスト名だけを入力したとき、

domainの後ろに記述したドメイン名を付加して名前解決を行ってくれます

例えば、[ssh host01]を実行すると、

[ssh host01.localdomain]を実行したと同じ事になる、ということです。


searchは、domainを複数指定できるようにしたものです

例えば、[ssh host01]を実行した場合、

まずhost01で名前解決を試み(こころみ)、

失敗すると、[host01.localdomain]を、

それでも失敗すると、[host01.dm1.example.org]と[host01.dm2.example.org]の順で名前解決を試みます。