A5:SQL Mk-2でかんたんにOracleへ接続する手順・方法

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A5:SQL Mk-2でかんたんにOracleへ接続する手順・方法

A5:SQL Mk-2でかんたんにOracleへ接続する手順・方法を解説します。

目次

  1. A5:SQL Mk-2とは
  2. A5:SQL Mk-2のダウンロード
  3. Oracleへ接続設定する方法・手順
  4. A5:SQL Mk-2でSQLを使う
    1. SQLを実行する
    2. SQLを整形する

A5:SQL Mk-2とは

「A5:SQL Mk-2」はフリーのSQL開発ツールです。「A5:SQL Mk-2」はOracleをはじめ、各種データベースに対応しています。

開発系のSQLを動かしたり、DBAの管理系ツールとしても使えるかなり万能で高機能なツールです。

参照:A5:SQL Mk-2

今回はA5:SQL Mk-2を使って、Oracleへ接続してみます。

A5:SQL Mk-2のダウンロード

まずはA5:SQL Mk-2をダウンロードします。

→http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/business/se422726.html

インストールするタイプではないので、ダウンロードしたファイルを適当な場所へ解凍し、そのフォルダ内にある「A5M2.exe」を実行すれば使えます。

A5:SQL Mk-2でかんたんにOracleへ接続する手順・方法_第1张图片

Oracleへ接続設定する方法・手順

まず最初に「A5:SQL Mk-2」の画面上部にある「データベースの追加・削除」ボタンをおします。

データベースの追加と削除画面が起動します。左下にある「追加」ボタンをおします。

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追加するデータベースのタイプを選択します。Oracleは一番上にある「Oracle Database」をおします。

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データべースの接続情報を登録します。

  • 「接続文字列」・・・Oracleの接続文字列を入力します。tnsnames.oraの文字列をいれます。→Oracleデータベースへの接続先を指定するtnsnames.ora
  • 「ユーザーID」・・・Oracleユーザーを入力します
  • 「パスワード」・・・Oracleユーザーのパスワードを入力します

最後に「OK」ボタンをおします。

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設定した接続文字列がデータベースのリストに表示されました。ここをダブルクリックします。

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すると接続情報(ユーザー、パスワード)が表示されます。「接続」ボタンをおします。

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これで該当のOracleデータベースに接続できました。

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A5:SQL Mk-2でSQLを使う

SQLを実行する

次は、A5:SQL Mk-2を使って、OracleへSQLを発行してみます。

まずはA5:SQL Mk-2画面上部の選択ボックスから接続先のデータベースを選択します。そしてSQLを書いていきます。

SQLの記述がおわったら画面中央にある緑の三角形の実行ボタンをおします。するとSQLが実行されます。

左メニューをみるとテーブルが追加され、テーブルのCREATE文(ソース)も確認できます。

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SQLを整形する

「A5:SQL Mk-2」はSQLをキレイにインデントをそろえて整形する機能もついています。

SQLのところで右クリックして「SQLの整形」をおします。もしくは「ctrl+Q」をおします。

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すると、キレイにインデントしてSQLが整形されました。「A5:SQL Mk-2」の整形は他のツールより優秀なため使えます。

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以上、A5:SQL Mk-2でかんたんにOracleへ接続する手順・方法でした。

Oracleデータベースへの接続先を指定するtnsnames.ora

目次

  1. Oracleサーバーへの接続設定ファイル tnsnames.ora
    1. tnsnames.oraの中身
    2. 接続文字列
    3. HOST
    4. SERVICE_NAME

Oracleサーバーへの接続設定ファイル tnsnames.ora

OracleクライアントからOracleサーバーへ接続する場合、Oracleクライアントに接続設定が必要となります。

接続の設定はウィザード形式で「Net Configuration Assistant」から行えますが、これは「tnsnames.ora」というファイルを作成するツールです。

なので直接「tnsnames.ora」をメモ帳などのテキストエディタで編集した方が簡単です。

tnsnames.oraは「%ORACLE_HOME%\network\admin」にあります。中を確認します。

tnsnames.oraの中身

--tnsnames.ora
{接続文字列} =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = {ホスト名 or IPアドレス})(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = {サービス名})
)
)
--tnsnames.oraの例
TESTDB =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = eigyou)(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = orcl)
)
)

接続文字列

まず最初に接続設定自体に名前をつけます。この名前を使ってクライントはサーバーへ接続します。今回は「TESTDB」にします。

HOST

HOSTは接続先のホスト名です。今回はeigyouサーバーに接続するので「eigyou」とします。ホスト名は「HOST = 192.168.1.1」のようにアドレスでも構いません。

SERVICE_NAME

SERVICE_NAMEはOracleサーバーの「グローバルデータベース名」を指定します。ここではorclとしています。

グローバルデータベース名については下記を参照してください。

参照:Oracleのグローバルデータベース名とSIDとは

 

接続設定名、接続ホスト名、グローバルデータベース名の3つを記述したら、これでtnsnamaes.oraの接続設定は終了です。

SQL Plusやその他クライアントツールでデータベースへ接続できるか確認してみましょう。

クライアントからOracleサーバーへ接続する際に使用するのは、tnsnamaes.oraの接続文字列です。

参照:tnsnames.oraファイル内のローカル・ネーミング・パラメータ

 

以上、OracleクライアントからOracleサーバーへ接続する場合のtnsnames.oraの設定方法でした。

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