Androidユーザー待望の「モバイルSuica」がついにリリース

おサイフケータイ搭載のAndroidユーザー待望のSuicaがついに7月23日にリリースされました。Android1台持ちの人にはとても待ち遠しかったサービスではないでしょうか。

Androidスマートフォン向け「モバイルSuica」、7月23日開始 – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110523_447857.html

携帯電話とスマートフォンの2台持ちをしている自分としては、電池の持ちから考えてもまだSuicaは携帯電話に入れとこうかなーと思ってはいますが、メニュー見る限り機種変更設定はお手軽っぽいのでおサイフケータイ好きとしてサクっと設定してみました。

対応機種はSuicaの公式サイトで公開されていますが、かなりの数が対応しているのでモバイルSuicaがでたばかりの時のように「Felica搭載してるのにSuicaが使えない」って事態は避けられそうかな。

JR東日本:モバイルSuica>モバイルSuicaとは>対応機種
http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/whats/models.html

アプリはすでにAndroidマーケットで公開しているのでAndroidマーケットで検索するか下記URLからPC経由でインストール。

モバイルSuica – Android マーケット
https://market.android.com/details?id=com.mobilesuica.msb.android&feature=search_result

初回設定時にはスマートフォンだといくつかの機能が使えないこと、Gmailだとメールが正しく表示されない場合があるという注意書きを表示。

 

利用できない機能はサイトに紹介されていますが、Suicaの利用に関わる大事なポイントは銀行チャージができないくらいかな。運行情報とかはほかのサービスが一通りあるし、えきねっとはまあPCでもいいかなと。

■スマートフォンでご利用できないサービス

・銀行チャージ(みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行)
・ 運行情報
・ えきねっと
・ 時刻乗換案内

JR東日本:モバイルSuica>モバイルSuicaとは>おサイフケータイ®対応Android™搭載スマートフォンでの モバイルSuicaサービスについて
http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/whats/smartphone.html

 

すでにモバイルSuicaユーザーである私は携帯電話側で機種変更手続きを行ない、Androidでログインすれば移行完了。このあたりの移行はSuicaだとお手軽でいいですな。

 

ログイン後の画面はこんな感じ。一見するとAndroid向けにかなり作り込まれているように見えますが……。

 

メニューをクリックすると携帯電話版まんまのデザインw。携帯電話用のショートカット数字まで一緒です。このショートカット、10付きのAndroidだとうまく動いたりするのかしら。

 

設定してからコンビニで買い物したり、NEWDAYSでチャージしたりも試しましたが、まったくもって普通に使える。まあそれは当たり前の話ではあるんですが、やっとAndroidでSuicaを使える日が来たかとおもうと感慨深いものがありますね。

Androidならではの機能もあって、その1つがクイックチャージ。メニューの「SF(電子マネー)」で左側の三角ボタンをタップするとクイックチャージがメニューとして表示されます。

 

 

そしてこれがクイックチャージの画面。携帯電話だとメールアドレスとパスワードでログインしてからチャージ金額を決めて、という手順に対し、クイックチャージだとパスワードと金額を入れるだけで手軽にチャージできるってことですね。

 

そしてもう1つのAndroidならではの機能がウィジェットなんですが、なんかもう機能とか以前にすごいキラーかも。

 

以下のように画面にウィジェットを設定するとペンギンとSuicaのアイコンが現れます。Suicaでスイカというド直球のだじゃれもいいんですが大事なのはここから。

このウィジェット、タッチするとSuicaのチャージ金額が表示されるんですが、この時のペンギンがやたらもうかわいいわけですよ。これはずるいわーついタッチしちゃうわー。


 

機能面だと銀行チャージに非対応ですが、定期やオートチャージ、機種変更など一通りの機能は盛り込まれているので個人的には不足なし。画面がまんま携帯電話デザインなのは、ごっそり移植したんだなーという点で逆に安心します。ウィジェットでの残高確認やクイックチャージも地味に便利だし、初回リリースでここまで機能入っているというのはなかなかすばらしい。このあたりはさすがJRクオリティだなと思いました。

バッテリーの消費が早いスマートフォンでSuicaを設定するところにやや不安もありますが、このアプリを待ちに待ってたユーザーも多いはず。かなりしっかり作り込まれているので、機能面では安心して使えるかなと思いました。

ただ、カード型のSuicaと違ってスマートフォンだと改札でチャージできないので、携帯電話からではなくカードから移行する人はその点に注意。NEWDAYSなどでのコンビニではチャージできますがそれもちょっと面倒なので、Androidで使うならクレジットカードでオートチャージ設定しておくことをお勧めします。

おサイフケータイのクレジットカード登録は一般のクレジットカードだと年会費1000円、VIEWカードだと年会費なしというシステムになっているので、余計なお金を払いたくない人はVIEWカード作るのがお得です。

お薦めはビックカメラのVIEWカードなのですがそのあたりは以前のエントリーで書いたのでそちらをご参照くださいませ。エントリ執筆時点ではJCBのみ対応だったのですが今はVISAにも対応しているので利用の幅も広がっております。

iPhoneはVIEWカードでオートチャージが勝ち組 – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2008/06/13/241

また、Suicaはポイント還元でもなかなかにお得なシステムになっております。そのあたりはこちらのエントリーをドゾー。

電子マネーポイント再考 – カイ士伝
http://bloggingfrom.tv/wp/2009/07/06/2389

ドコモユーザー的にはEdy、iDに加えてモバイルSuicaが登場したことでほぼ電子マネーの環境に隙はなし。ぜいたくをいうとnanacoが欲しいけれど、ポイントさえ気にしなければSuicaもセブンイレブン対応してるので利便性ではさほど問題なし。いままで「Suicaが使えないから」という理由でAndroidに機種変更していなかった人だけでなく、今までモバイルSuica使ってなかった人もこれを機会にモバイルSuica使い始めるといいな。モバイルSuica含めてオートチャージを設定しているユーザーからすると、改札前で「チャージ不足でした」とチャージ待ちさせられるのは困ったもんなのでね……。

你可能感兴趣的:(Android,電子マネー,Suica)