スティーブ・ジョブズ:「マーク・ザッカーバーグが会社を売らなかったことには感心している」

スティーブ・ジョブズ伝の著者、ウォルター・アイザクソンの60 Minutesのインタビュービデオがウェブに載っている、しかし、最も興味深いシーンはテレビで放映されなかった部分だ。ジョブズがライバルたちについて語るところで、アイザクソンのインタビュー音声をそのまま流している。ジョブズはGoogleとMicrosoftに対する評価は手厳しかったが、FacebookとファウンダーのMark Zuckerbergには敬意を表していた。

「私たちはソーシャルネットワーク(ス)と複数で話す、」とジョブがアイザクソンに言う、「けれども、Facebook以外は誰も見えてこない。Facebookだけ、が支配している。Mark Zuckerbergには感心している・・・売却しなかったこと、単に会社を作ろうとしなかったこと。私は本当に感心している。

彼はそんな良いことは、GoogleやMicrosoftに対して言わなかった。GoogleがAndroidでiPhoneのコピーしようとしたことにジョブズは怒っていた。しかし、Larry PageがCEOになると、ジョブズは彼に会っていくつか助言することを承知した。「Microsoftのようにいたる所に製品をばらまくな、集中しろ。あと、CEOとしてあまりいい人になろうとするな。

ジョブズのビル・ゲイツとの関係は最も古く、最も複雑である。しかし、このパソコン時代のパイオニア2人は、ジョブズの人生の終り近く、最後に会って何時間か話をしている。ゲイツはジョブズに対して、ジョブズは彼のモデルが ― コンピューター製品を一から十までコントロールする ― うまくいくことを証明したと言った。そしてジョブズは、OSを他のメーカーにライセンスするMicrosoftのモデルもうまくいったと言った。

後になってゲイツはアイザクソンにこう言った、「スティーブには言わなかったのは、うまくいくのはスティーブ・ジョブズがいる場合だけだ、ということ」。アイザクソンがジョブズに、本当にMicrosoftのモデルがうまくいっていると思うのか尋ねた時、ジョブズはこう答えた、「もちろんうまくいく、ただし、くだらない製品を作ることを厭わなければね」。

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(翻訳:Nob Takahashi)

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