坂本ですが06听写练习

ナレーション:県立学文高校一年二組に、入学早々学校中の注目を集める生徒がいった。日直さえもスタイリッシュ、ランチタイムもスタイリッシュ、廊下に立たされてもスタイリッシュ。その

一挙手一投足が、クール、クーラー、クーレスト。圧倒的にクールでスタイリッシュが学園生活を送る、その生徒の名は。

坂本:坂本ですが。

OP

男の子:石の準備できたか?

2:合点、リーダー!

3:オーケー!

1:この小石を家に着くまで蹴り続ける。途中で失くしたり水に落ちたりとしたらゲームオーバーだからな。

ゴー!

どけどけーーー!

女の子たち:ん?きゃー!

男の子たち:えへへへ。

女の子:ちょっと男子!

1:これ男の通学礼だからよ!っお!

へえ、あの高校生の人・・・っう!

3:すげー!

2:~~~

1:べつに、ちょっと足長いだけじゃん。俺だってあのくらい!

2:リーダー、あそこから先は!

1:あ?あ、しまっ!

デンジャラスゾンかよ。

3:リーダー、この道初心者向けじゃないよ。

2:ほら、あの人だって苦戦している。

1:しょー!落ちた!

3:あれ、どちが道だっけ?

2:高校生ってすごいんだな。

3:あんな上級者コース行っちゃうなんて。な、リーダー。

大丈夫だって!俺らも高校生になれば行けるようになるさ!

1:絶対に、白い線から食み出すんじゃないぞ!

軟弱なものめ!

昨日の!?

3:すごい、あんな堂々と!

2:やっぱ高校生って大人だわな。

1:っけ!おい、お前ら、足を踏み外すなよ。あの人について行く。

3:無茶だよ。

1:このままじゃ、いつまでもがきのままだぞ!

1:やばい、~!

坂本:失礼、靴紐が、おとけてますよ。

3:ねえ、暗くなってきたよ。特に家すぎちゃったし。ちょっと、急に止まらないでよ!

2:あ、白線が終わってる。

3:てゆことはここで終わりか。

1:いえ、まだだ。あの止まれに飛び~ことができるわ。だけど、あの止まれは今の俺らじゃたぶん届かない。

坂本:餞別です。

1:は!?~泣いてねえし、バカにすんなよ!~、早く大きくなって、止まれに飛び~ってやるからな!

坂本:やれやれ、~ボーイだ。おかげで道が、開けてようですよ。

3:リーダー~、

2:トイレットペーパーが!

坂本:これが本当のトイレットカーペット。

坂本:会場に着きましたよ。

1:ってここ、

2:近所のスーパーじゃん。

坂本:一階のフードコートにで、立食パーティが模様されているんですよ。

2&3:まじ!?

1:やば!うちの母ちゃんだ!やはく帰らないと!ちょっと待って。サイン、くれ!

藤田:一年二組、学級委員長、藤田恵。わたしには、人に言えない趣味があります。それは、坂本君を盗撮すること。いいんです、思いなんて伝えなくても。地味なわたしと坂本君にとちゃ、住む世界が違い過ぎる。カメラで収めてだけで、満足なのです。ふふ、かっこいい。え!?なに、これ!?

女子生徒1:ねえねえ、昨日のマジコワ見た?

女子生徒2:見た見た!あの女の霊に殺しに来る話やばいよね。特にあのぶら下がってるところとかもう!

女子生徒3:~、はしたない。

女子生徒1:ふーちゃん、もしかして怖いの苦手?

藤田:え?いや・・・

女子生徒1:そういうときに~、ほら、坂本君見て。

はい、すーって、はいって!

久保田:ありゃ開かない。

坂本:貸してください。

久保田:ひゃえ

藤田:言わなきゃ。坂本君の身に、何かあったら、わたし。

坂本:開きました。

藤田:伝えなきゃ。

男子生徒1:次どこだっけ?

男子生徒2:視聴覚室。

男子生徒1:遠いな。

藤田:坂本君!えっと、その、実は。待って?坂本君に危険を知らせるということは、当然あれを提出しなくちゃならないうけで。それすなわち、わたしの盗撮趣味がばれて、気にわるがられる!

坂本:失礼。先お急ぎますので。

藤田:え?なにあれ!?坂本君!

男子生徒1:わあ、あれは?

男子生徒2:~だ!

女子生徒1:移動授業もすぐ~だよ。

藤田:うそ。乗りこなした。あれが~。確実にやりにかかってた。やっぱり、なんとかして伝えないと。

坂本:最近身の周り起きた変わったこと、ですか?

藤田:変な質問ごめんね!学級の意識調査してて、その一環で、その。

坂本:そうですね。久保田君の毛髪が、聊か伸びました。

藤田:なるほど!本人は気づいてない。写真を見せないで伝えるには、どうすればいいの?

坂本:やれやれ。蛇口の閉め忘れましたか?おや。

藤田:え!!?髪!!?

え?坂本君?どこへ?

待って、そんな~の髪を持って、どこへいくというの?

久保田:いや、僕初めてなんだ。~

ところで、これどこで~の?

坂本:養殖されていたんので。

久保田:へえ、髪も養殖する時代になったわけだ。

坂本:久保田君、じっとしてください。

久保田:うん?

女子生徒1:いいないいな。

女子生徒2:つぎわたし。

藤田:どうしよう、すぐそこにある危険に気づかないなんて。そうだ!

久保田:へえ?僕に相談?いいよ。

道理で。

藤田:やっぱり何か心当たりが?

久保田:いやねえ。坂本君の速読法が手を使わない気に出したんだなと感心したんだけど、そういうことだったのか。

藤田:坂本君に不思議に感じないの?

久保田:たぶん、坂本君は大抵のことは自然の節理として受け入れるのかと。これ、僕が坂本君に口で説明して伝わるかな。やっぱり君がその写真を見せて、ちゃんと説明を。

藤田:それは、無理。嫌われたくない。

久保田:いい、藤田さん、君のカメラに映ったというのはなにかしら意味があることだと思うの。自分の胸に聞いてみて。今のあなたとその幽霊、重なるところがあるんじゃない?

藤田:結局人生相談になってしまった。あのおぞまひい霊と重なるところ、そんなのあるわけ。

あっちゃん:マジかよ、坂本の足元~ともしねえって、おい。

藤田:坂本君は尻相撲?貴重だわ!連写モード、オン!いい、もっと、そう!

黒沼:坂本君!

藤田:黒沼さん?

黒沼:試合お疲れ様!これ、あとで食べてね。

藤田:そっか。こういうところ。陰からこそこそ見ることしかできないわたし、まるで気味の悪い幽霊みたい。共鳴か。ってことは、まさかさっきの写真も?道理で。これも、これも、これも!あれ、でも微妙に口の形が違う?うそ、これで?

女子生徒:あ、ふうちゃん、先生がコピー取って欲しいって。

藤田:ごめん、あとで!

女子生徒:いつものふーちゃんじゃない。

藤田:坂本君、見せたら嫌われると思って、わたし、ずっと言えなかった。だけど、あの幽霊はずっと伝えようとしてた!存在すら気づいたもらえないのに、ずっと、ずっと!それならわたしは、わたしが。

坂本君!これ、見てください!す、き、で、す。ほら、好きですって!え、あれ、待って、これじゃあ・・・とんでもなく気持ち悪い告白じゃない!?ち、違うの!これは、その、坂本君に取り付いてる霊で。でも、それは危険じゃなくて、熱い思いを伝うようとして、え・・・その・・・

坂本:委員長、コピーを取るのを手伝っていただけます?

委員長:終わった。えっと、そうだ、コピー取らないと。完全に嫌われた。坂本君!それ、ごめん、私、取るから、かわ、

坂本:あ、り、が、と、う、ご、ざ、い、ま、す。

委員長:あ!

久保田:ああ・・・

委員長:それからというもの、私のカメラにあの幽霊が映ることはありませんでした。晴れて思いを付けることができた私はというと。

女子生徒:すごい!靴底の砂ってそうやって~~すんだ!

藤田:坂本君!目線お願いします!

カメラ目線の写真は撮れるようになりました。

ED

坂本:シェフ、ナポリタンを。

おばちゃん:あら、坂本君。あなたが一番乗りよ。なんだが急にパスタが茹でたくなって作っちゃった新メニュだけど、意外と食い使えないのよね。若い子はみんなパスタ好きなんじゃないの?このままだと、廃メニュかもね。はいよ、ナポリタン!

英語先生:はい、この例題を英文にすると?YES、坂本?

わお、excellent!~ね!

体育先生:せいや、緩やかな曲線を描いて!

女子生徒:坂本君偉い!花壇の水遣り?

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