OSを含め、ソフトウェアにはバージョン番号が付いています。

番号が大きくなるほど、機能向上やバッグフィクスが実施され、

新しくなっていることを表すのが一般的です。


バージョン番号の付け方に、統一ルールはありません。

ソフトウェアによって様々です。

ほとんどの場合、バージョン番号を[X.Y]や[X.Y.Z]のようにつけており、

大幅の機能向上があった場合は[X]の数値を、

微細(びさい)な改変に留まる(とどまる)場合は[Y]や[Z]の数値を増やすことが一般です。

このため、[X]をメジャーバージョン番号、[Y]や[Z]をマイナーバージョン番号と呼ぶこともあります。


しかし、バージョン番号には別の意味があることもあります。

例えば、Linuxカーネルのバージョン番号の[Y]の数値が偶数(ぐうすう)のものが一般向けの[安定版]であることを、

奇数(きすう)のものが開発者向けの[開発版]であることを意味します。