【共读连载】情书(34)

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皆さん、こんばんは。

又到了周三日语共读的时间啦~

陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第34回~


情   书

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    《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。

34

「どうしてかな。……物騒(ぶっそう)な話だし」

「物騒な話か。……そうかもな」

後ろからクラクションを鳴らされて二人はドキリとした。振り返るとタクシーが止まっていた。見た顔の運転手が顔を覗かせていた。行きに乗せてもらったタクシーだった。

「おっ、こりゃラッキーやで」

二人はタクシーに乗った。運転手もその偶然がうれしい様子で。


「我也不知道为什么……解释很麻烦吧!」

「解释很麻烦吗……或许吧。」

身后突然传来汽车喇叭声,两人吓了一跳。回头一看,一辆出租车停在那里。有点眼熟的司机从车窗探出头来,原来是载他们过来的那辆出租车。

「哇,真是幸运!」

两人上了车。司机也对这巧合觉得很开心。



「そこの上がり坂でお客さんたちが手ェ挙げてたでしょ?今客降ろしてあわててUターンして来たのよ」

「そうですか。そりゃ嬉しいわ」

「どちらまで」

「え?あ、どうしようかな」

博子はふとミラーごしの運転手の視線に気づいた。

「?」

博子が見返してるのに気づいた運転手は照れながら言った。

「あ、なんかお客さん今さっき乗っけてた子によく似てるなぁ」

「え?俺?」

秋葉がとぼけで言った。

 

「你们刚刚在那个上坡拦车吧?所以客人下车后,我赶紧掉头过来。」

「是吗?真高兴啊!」

「请问要去哪里?」

「什么?噢!去哪儿呢?」

 博子突然注意到后照镜里司机的眼神。

「嗯?」

 注意到博子正在看着自己,司机不好意思地说:

「啊,你和刚才乘车的那位客人长得好像啊!」

「什么?我?」

 秋叶故意装傻地问。



「違いますよ、隣のお嬢さん」

「彼女?」

「いや、よく似てるわ。ご姉妹なんかじゃないですか?」

博子は手を横に振った。

「いえまさか。小樽初めてですから」

「あ、そうっすか。じゃあ他人の空似(そらに)か?」

そう言いながら運転手はミラーごしに博子を何度も見返した。博子は窮して苦笑した。

そして窓の外に視線を移した博子は、不意に高い声を上げた。

 

「不是,是身边的那位小姐。」

「她?」

「真的很像,是不是姊妹啊?」

 博子摇了摇手。

「怎么可能,我是第一次来小樽。」

「啊,是吗?那就是刚好长得像吧!」

 司机边说着,又透过后照镜看了博子好几眼。博子窘迫地苦笑,然后把视线转到窗外。突然,她大喊一声。




「あ、ちょっと止めてください。」

タクシーはある学校の前で止まった。

「どうしたの?」

「この中学校……」

二人はそこでタクシーを降りた。

校門には小樽市色内(いろない)中学校と書かれていた。彼のアルバムで見た中学校がそこにあった

グラウンドには誰もいなかった。


「啊!请停一下。」

于是出租车停在了一所学校门口。

「怎么了?」

「这所学校……」

 两个人在那里下了车。

 校门上写着「小樽市立色内中学」,在他的毕业纪念册上看到的中学就是这里。

 操场上一个人也没有。



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主播/点点奀

编辑/ミアオ

责任编辑/日语之声


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