PrimeFacesに慣れてしまって、通常のHTMLタグでの記述方法がわからなかったりする点があった…ので、メモ。
Ajaxでリクエスト送信のタイミングやレスポンスが戻るタイミングに何らか(JavaScriptなどで)処理を入れたいことがあります。
今回の自分の例では、テキストのフォーカスアウト時にAjaxで処理を開始してからレスポンスが戻るまでの間に画面操作をブロックしたい。というものでした。
リクエストの送信時にブロックUIを出して、レスポンス受信時にブロックUIを解除する、イメージです。
画面で説明すると
テキストがあって
文字を入力
フォーカスアウトするとAjaxで処理を呼び出して、その間は画面ブロック
Ajaxのレスポンスが戻った時点でブロックが消えて画面が操作できる流れです。
で、通常こうした処理ではAjaxタグにあるonevent属性を使うようです。
以下、実際にお試しで書いたビュー↓
version='1.0' encoding='UTF-8' ?> "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html" xmlns:p="http://primefaces.org/ui" xmlns:pe="http://primefaces.org/ui/extensions" xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core" xmlns:ui="http://java.sun.com/jsf/facelets"> :head> <title>フォーカスブロックのサンプルtitle> :head> :body> :form id="frm"> :blockUI target="frm" widgetVar="blc"> :panelGrid columns="2"> <p:graphicImage id="imgLoaderBlc" library="images" name="ajax-loader.gif" width="15px" height="15px"/> :outputLabel id="lblBlcProcessing" value="処理中だよー" style="font-size: 0.6em;"/> :panelGrid> :blockUI> :inputText id="txtInput" value="#{indexBean.inputVal}"> :ajax event="change" listener="#{indexBean.calc()}" render="@form" onevent="focusBlock" /> :inputText> :form> <script type="text/javascript"> function focusBlock(data){ var ajaxStatus = data.status; //statusで処理を振り分ける switch(ajaxStatus){ //beginだったらブロックUIを表示 case "begin": blc.block(); break; //completeだったらブロックUIを解除 case "complete": blc.unblock(); break; } } script> :body> html>
ajaxタグのonevent属性でJavaScriptの処理を呼びますが、その中でstatusをみてbegin/completeの処理を書いてます。同じようにsuccessも使えるようです。
知らなかった…(^^;
ちなみにPrimeFacesを利用しているとJavaScriptの記述が不要でInputTextの部分が以下のように書けます。
<p:inputText id="pTxtInput" value="#{indexBean.inputVal}"> <p:ajax event="change" listener="#{indexBean.calc()}" update="@form" onstart="blc.block();" oncomplete="blc.unblock();" /> p:inputText>
PrimeFacesの拡張Ajaxタグだとupdate属性が通常のrender属性にあたり、さらに属性でonstart/oncompleteが指定できます。さらにonsuccessも存在します。
実行すると同じです。(ただし以下はテキストもPrimeFacesのコンポ)