【共读连载】情书(30)


皆さん、こんばんは。


又到了周三日语共读的时间啦~


陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第30回~


情   书

    《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。



30

「え?ほんまに?」

秋葉が興奮気味に聞き返した。

「ああ。小学校の時同級だったから。よく一緒に遊んだよ。」

そう言ったのは吉田の仲間の一人で、大友地う男だった。

「ほんまにつくづくせまい街やなあ、ここは」

吉田も感心気にそう言った。

「あいつの家ってどの辺でした?」

秋葉が訊いた。


「什么?真的?」

秋叶兴奋地反问。

「嗯,小学时我们同年级,经常一起玩。」

吉田的伙伴,一个叫大友的男人这样说。

「这地方实在太小了。」

吉田也深有同感地说道。

「那家伙的家在哪边?」

秋叶问。




「え?」

「銭函(ぜにばこ)いうとこあるやろ。その辺?」

「銭函は違うよ。あいつんとこはオタモイってとこだから。」

「オタモイ?」

その聞きなれない地名の場所が彼の昔の住所なのだろうか?ふたりは大友氏に頼んで、翌日その場所に連れて行ってもらった。

その場所に着くなり大友が声をあげた。

「そっか、五号線でつぶされたんだっけ」


「怎么了?」

「有个叫钱函的地方,是在那边吧?」

「不是钱函。他住的地方叫奥塔摩。」

「奥塔摩?」

难道这个听起来很陌生的地方是他从前的住址?两人请大友第二天带他们去那个地方。

一到那里,大友立刻大叫。

「对了,这里在修建五号国道时就已经拆了。」




目の前には国道五号線が走っていた。安代(あしろ)の言うとおりだった。三人はそれでも彼の家があった辺りを探した。

「確かこの辺だったかなあ」

あたりの風景と照合(しょうごう)しながら大友が指した地点は、やはり道の真ん中だった。

行き交う車は、道の真中に立って地面を見ている三人を不思議そうに眺めながら通り過ぎ(とおりすぎ)て行った。


正如安代所言,国道五号线横贯眼前的土地。即便如此,三人仍搜寻着他家曾经所在的位置。

「应该就在这里。」

 大友对照着周围的环境,指着一个地方。果然是马路中央。

往来穿梭的车辆都用不解的眼光看着,站在马路中央盯着地面看的这三个人。




「ほったて小屋(こや)もないな」

秋葉が博子に囁いた(ささやいた)。そして大友に、

「あいつとおんなじ藤井言う名前の人ご存知ありませんか?」

「藤井?……さあ、知らんねぇ」

「大友さんも色内中ですか?」

「いや、学区が違うから。俺は長橋中」

「そうですか」

 

「连小屋也没有。」

 秋叶对博子耳语,又问大友:

「你认识和那家伙同名同姓的人吗?都叫藤井的?」

「藤井?这我就不知道了。」

「大友也是读色内中学吗?」

 「不是,学区不一样,我上的是长桥中学。」

「这样啊!」



ともかく安代の証言が正しかったことは、はっきりした。あの住所はやはり彼もものではなかったのである。

秋葉が振り返ると博子はじっと足元を見ている。

「どないしたん?」

博子は下を見たまま苦笑した。



无论如何,证明了安代说得没错。那个住址果然不是阿树的家。

秋叶回过头,看着博子一直盯着脚底下。

「怎么了?」

博子只是低头苦笑。




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主播/点点奀

编辑/ミアオ

责任编辑/日语之声




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