各位听众小伙伴大家晚上好~
今天将由 主播 四四 为我们继续带来
佐贺的超级阿嬷(25)
では、はじめましょう
佐贺的超级阿嬷
故事讲述了在8岁那年,小主人公德永昭广离开家乡广岛,来到佐贺的乡下老家。这里没有玩具,这里没有朋友,甚至连送他来的妈妈也转身离开,迎接德永昭广的只有低矮破旧的房屋,以及独立抚养了七个儿女的超级阿嬷。刚来阿嬷家的德永昭广无法适应这里的寒酸生活,但随着时光的流逝,德永昭广渐渐体味到了与阿嬷在一起生活所得到的幸福。
——岛田洋七
25
佐贺的超级阿嬷(25)
「そりゃあ 行きたいけん、お金がなかと」
「俺に、まかしとき!」
「どうすると?」
「拾う」
「お金なんか、落ちてないと」
「お金じゃない。お金になる物を、拾うと」 俺は自信たっぷりにそう言うと、次の日曜日に神社の境内に集まるようみんなに言った。
日曜日になると5、6人の友達が境内に集まってきた。 みんなお小遣い何かもらえないような子たちだ。
「いいか。これを片付けて歩くと」
「何?これ」
怪訝そうな顔をしているみんなに、俺が渡したのは磁石と紐。
そう、俺はばあちゃんの知恵を拝借することにしたのだった。
"是想去啊!可是没钱。"
"看我的!"
"怎么做?"
"去捡。"
"又没有人掉钱。"
"不是捡钱,是去捡可以换钱的东西。" 我充满自信地说,吩咐大家下个星期天到神社内集合。
到了星期天,五六个朋友聚集在神社内,都是从家里要不到零花钱的小孩。
"绑着这个东西走路吧!"
"这是什么?"
我把磁铁和绳子交给满脸狐疑的他们。
没错,我借用了外婆的智慧。
ガラガラ、ガラガラ。ガラガラ、ガラガラ……。
早速、みんなで磁石を引っ張って歩き始めた。 歩いてみて驚いたが、結構な数の釘が落ちているのだ。
ガラガラ、ガラガラ。ガラガラ、ガラガラ。
変な音を立てながら、しばらくみんなで歩いていると、ポトッ、ポトッと上から何かが落ちてきた。
見上げると、電柱でおっちゃんたちが工事をしている。
落ちてきていたのは、当時アカと呼ばれていた銅線だった。
「おっちゃん、これ、もらってもいい?」
「うん、いいよ」 電柱の上に向かって声をかけると、おっちゃんたちは二つ返事でゆずってくれた。
夕方。 その日の収穫をクズ屋さんに持っていくと、一人10円ずつになった。
手に入れたお金を握り締めて走った先は、もちろん例の駄菓子屋だ。
ところてんが一刺し5円の時代だったから、10円の買い物でも、俺たちは結構楽しむことができた。
何より労働の後、みんなで食べるアイスクリームやところてんは、本当にうまかった。
それからしばらくの間、貧乏な子供たちの間で、腰に紐をつけて磁石を引っ張って歩くのが流行したのは言うまでもない。
嘎啦嘎啦,嘎啦嘎啦,嘎啦嘎啦……
大家立刻绑上磁铁四处晃荡。 走了一阵子我们惊讶地发现,磁铁上已经粘有不少掉落的钉子。
嘎啦嘎啦,嘎啦嘎啦,嘎啦嘎啦,嘎啦嘎啦……
我们发出奇怪的声音走了一会儿,忽然头上一个接一个地掉下东西来。
抬头一看,有人在电线杆上干活呢。
掉下来的是铜线。
我们冲电线杆顶端喊着: "叔叔,这个可以捡走吗?"
叔叔们很干脆地说: "嗯,可以啊。"
傍晚,我们把那天的收获拿到收废铁的那里,每个人赚到十元。
我们拿着钱冲往目的地---当然是那家杂货店。
在一份凉粉五块钱的时代,即使只能买十块钱的零食,我们还是乐不可支。
最重要的是,劳动后大家一起吃的凉粉,真的美味极了。
不用说,那之后有一段时间,穷孩子之间都流行腰上绑着绳子拖着磁铁到处走了。
しかし、実はその頃、俺には駄菓子よりも、もっともっと買いたいものがあった。 それはクレパスだった。
当時俺のクラスでは俺以外の全員が12色入りのクレパスを持っていた。俺は持っていないので、人に借りて絵を描くことになる。
「田中君、白かして」と言っては、ちょこっと塗って、「山崎君、赤かして」と言っては、またちょこちょこっと塗っていたのだ。
物のない時代だから、みんな自分のクレパスを大事に使っていて、貸してはくれるものの、「使いすぎたら、ダメ」とか、「ちょっとだけ」と注文をつけられる。
其实那时候,我还有比零食更想买的东西---蜡笔。
当时我们班上除了我以外,每个人都有十二色的蜡笔,我因为没有,常常要跟人家借蜡笔画画。
"田中君,白的借我。"涂了一下,又说:"山崎君,红的。"再仔细地涂。
因为是物资匮乏的时代,大家都很珍惜蜡笔,虽然会借我,还是会一再叮咛:"不能用太多哦!""只能用一点点!"
本期主播
主播/四四
小编/小郑
责编/日语之声
栏目/佐贺的超级阿嬷
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