论日 鬼神文化之天狗

「イメージ」天狗（てんぐ）は深山に住み、神通力があって空中を自由に飛行できる。大天狗は赤顔で鼻が高く、羽うちわを持つ。その部下にからす天狗、木葉天狗がいるとされる。

[形象] 天狗住在深山中，神通广大，可在天空中自由飞行。大天狗脸红鼻高，持羽扇，其部下有乌鸦天狗和树叶天狗。

天狗は山伏（やまぶし）が祭った山の神の像なので、山伏の姿をしている。

天狗是山伏（在山中修行之僧侣）所祭祀的山神像，因此天狗的装束就跟山伏一样。

「世間話」天狗の思想は中国伝来。平安時代、天狗は流星やトビと見られ、人についたり、未来を予言した。鎌倉時代には天狗による「神隠し」（人が突然行方不明になること）が、しばしばあったという。天狗のしわざとされる話は多い。「天狗倒し」は理由がないのに突然暴風のような激しい音がして物が倒れること。「天狗笑い」は深山で高笑いする声や多数の人の声が聞こえること。

[民间传说] 天狗的构想来自中国。平安时代，天狗被视为流星或鸢的化身，会附身于人，预言未来。镰仓时代经常发生天狗造成的“神隐”（突然失踪）事件。传说是天狗所为的事情也很多，“天狗倒し”是指没有任何征兆却突然发出如暴风般的巨大声响，物体倒塌。“天狗笑い”是指深山中传来狂笑声或许多人声。

「表現」「天狗になる」は、天狗のように鼻を高くすること、つまり自分について自慢することを言う。

[表达] “天狗になる”是指鼻子像天狗一样地变高了，即自高自大之意。