【日语共读】《你的名字》(20)


   故事发生的地点是在每千年回归一次的彗星造访过一个月之前,日本飞驒市的乡下小镇糸守町。在这里女高中生三叶每天都过着忧郁的生活,而她烦恼的不光有担任镇长的父亲所举行的选举运动,还有家传神社的古老习俗。在这个小小的城镇,周围都只是些爱瞎操心的老人。为此三叶对于大都市充满了憧憬。

   然而某一天,自己做了一个变成男孩子的梦。这里有着陌生的房间、陌生的朋友。而眼前出现的则是东京的街道。三叶虽然感到困惑,但是能够来到朝思暮想的都市生活,让她觉得神清气爽。另一方面在东京生活的男高中生立花泷也做了个奇怪的梦,他在一个从未去过的深山小镇中,变成了女高中生。两人就这样在梦中邂逅了彼此。








文中的人称代词有重要作用,而中文的第一人称【我】已经反映不出性别,故采取我(♂),我(♀)的方式表现

 

第三章日々


知らないべルの音だ。

まどろみの中でそう思った。目覚まし?でも、私はまだ眠いのだ。ていうかまだ寝よう。目をつむったまま、布団の脇に置いたはずのスマフォを手で探る。

あれ?

私はさらに手を伸ばす。もうウルサいなーこのアラーム。どこに置いたっけ……

不熟悉的铃音。朦胧中这样想道。醒了吗?但我(♀)还好困。那就再睡会吧。闭着眼睛手寻找着手机。
诶?
再怎么伸手都…这个闹铃真烦内。放在哪里来着……

「——痛っ!」

どしん、と背中が思いきり床にぶつかる。どうやらべッドから落ちてしまったらしい。いててて……って、え?べッド?

ようやく目を開けて、私は上半身を起こした。

あれ?

ぜんぜん知らない部屋。

に、私はいる。

私、昨日どこかに泊まったっけ?

【——痛!】
咚的,后背撞在了地上。好像从床上掉下来了。疼疼疼疼……诶?床?
终于睁开眼睛,我(♀)直起上半身。
诶?完全不认识的房间。
我(♀)昨天在别的地方睡的?

 

「・・・どこ?」

と呟いたとたん、喉の妙な重さに気づく。反射的に手をやる。硬く尖った喉に、指が触れる。「んん?」とふたたび漏らした声が、やけに低い。視線を体に落としてみる。

・・・・・・ない。

【……哪儿呢?】
呢喃的时候,蓦然感受到喉咙有些重。下意识的用手去摸。坚硬鼓起的喉咙,手指碰到的瞬间。【嗯嗯?】再次流泻的声音,异常低沉。视线暂时落在身体上。
……不见了。

目覚えのないTシャツはお腹まですとんとまっすぐに落ちていて、ない。

そして、やけに見通しの良い下半身のそのま真ん中に、なにかがある。おっぱい不在の違和感を覆すくらいの強烈な存在感を、それは放っている。

陌生的衬衫一马平川的平滑至腹部。
小白兔,不见了。
而,一望到底的下半身里,有什么东西,小白兔不在的违和感都难以匹敌的强烈的存在感,从那里释放出来。

 

・・・・・・これ、なに・・・・・・?

そろりそろりと、私はその部分に手を伸ばしてみる。全身の皮膚と血液が、その一点にぎゆーっとひっぱられている。

・・・・・・これって。・・・・・・これって、もしかして部位的に。

・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・。

・・・。

……这是,什么……?
小心翼翼的,我(♀)的手朝那部分伸去。全身的皮肤和血液,都在那一点下嗖的僵直。
……这是。……这,难道是某个器官。
…………。
………。
……。

手が触れる。

あやうく気を失いそうに、私はなる。

誰、この男?

知らない洗面所の鏡に映った知らない顔を、私はじっと見つめている。

手摸了上去。
差一点就要晕过去。
谁啊,这个男的?

陌生的洗手间里,镜子里的陌生容颜,我(♀)死死盯着。











本期主播:yuki

本期编辑:reno 

责任编辑:日语之声

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