夕立と嘘

作曲 / 編曲 詞 / 歌唱:Feryquitous


此処では僕ら  耳を塞いで

透過した空を閉じた

無意識だった  それでも聴こえる声が

僕達の  印


逃げ出した足音  喉を掠める痛み

飽きた様な仕草見せた

擦れ違いなんて  都合の良い夢の様な

僕達の  嘘



探してたんだ  依存したんだ  逸らいてたんだ

「分かってたんだ」

苦しかった

「寂しかった」

叫びたかった

『それは』


光が満ちて行く  滲む曲線に

大きな目  僕の雨を降らす

剥がれ落ちて行く  言葉の影が離れないよ

ずっと  解ってたんだ


弧を撫だていく  雫に光が宿る

燈らない  暗い夜囲う

悠に溶けて行く  心の悲鳴を聞いた

きっと  離さないと


さあ  東雲は足音立てる

小夜時雨のメロディ

遣らずの雨も手を開いた

蜃気楼に  紛れる緑の髪


月兎耳が摇れる


見つけたんだ  知りたかった  手探りだった

「ここまで来た」

苦しかった

「寂しかった」

叫びたかった

『きみは』


光が満ちて行く  滲む曲線に

大きな目  僕の雨を降らす

剥がれ落ちて行く  言葉の影が離れないよ

ずっと  解ってたんだ


弧を撫だていく  雫に光が宿る

燈らない  暗い夜囲う

悠に溶けて行く  心の悲鳴を聞いた

きっと  離さないと


月兎耳が摇れる

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