【日本民间故事】晴明和百鬼夜行

晴明と百鬼夜行



これは、安倍晴明がまだ少年時代のことです。

这是安倍晴明少年时代的故事。


ある夜、師の忠行が牛車に乗って下京方面に出かけ、晴明は牛車の後から供をしていきました。

有一天夜里,晴明的老师贺茂忠行坐牛车去下京地区,晴明跟在牛车后面作陪。


ガラガラガラガラ。

嘎啦嘎啦……嘎啦嘎啦…


「あー眠い。お師匠様もこんな夜中に人使いが荒いよ、うん」

“啊,好困啊。老师也真是的,大半夜的让我跟着做伴。嗯?


ムーンムーン。何か得体の知れない気配が道の向こうから近づいてきました。それも1つではありません。2つ、3つ、4つ、、、いや、もっともっと、かなりの数のものが、道の向こうから群れをなして近づいてきます。

呜嗯…呜嗯…感觉好像有什么不明物体从马路对面越走越近。而且还不止一个。两个、三个、四个……天啊,有许多怪物从马路对面成群结队地走过来。


「あー」その者たちの姿を見れば、牛のような顔をしたもの、首のないもの、首だけのもの。なんだかよくわからない肉の塊のようなぶよぶよしたもの、毛むくじゃらのもの、、、。

啊……啊!再看这些东西,有的长着牛首,有的没有头,有的只有头,有的只是像一堆软噗噗的肉块似的,不知何物,还有长满毛的。


それらが何10匹と行列をなして、ムン、、、ムン、、、。うめき声ともなんともつかない声をはっしながら、近づいてきます。

这些东西有几十个,排着队,发出“呜嗯……呜嗯……”的呻吟般的声音,正在靠近。


「なな、なんだあれは!」

安倍晴明は車に駆け寄り。

「お師匠様、お師匠様、起きてください」

「う、うん。なんだ晴明、もう着いたのか。」

「それ所では無いですよ!お師匠様、何か来ます!あれ!」

“什…那是什么啊!”

晴明跑到牛车旁,说

“师父,师父,快醒醒!”

“嗯,怎么了?晴明,已经到了么?”

“不是,师父,你看,好像有什么东西在靠近!”

“嗯?”


師の忠行は、車の窓を開き、前方を見ます。

「、、、晴明、お前、あれが見えるのか?」

「見えるも何も、はっきり見えて、ああ近づいてくるじゃないですか」

「ムーンよく知らせてくれた、危ないところであったぞ。消えっ!」

贺茂忠行打开车窗,看了看前方。

“…·晴明,你,你能看见那个么?”

“岂止是看见啊,看得真真切切,那些东西正在靠近呢。”

“嗯,多亏了你告诉我,差一点就麻烦了。隐身吧!!”


忠行が指で印を結ぶと、車の姿は見えなくなり。異常な集団は気づかないまま、車の横をむうんむうんと通り過ぎて行きました。

忠行用手指一结印,牛车就隐身了,那个奇怪的队伍,一点也没有感知到牛车的存在,就这么从车子旁边,“呜嗯……呜嗯……”地走过去了。


こんなことがあってから、師の忠行は晴明をますますかわいがるようになりました。

经过这件事,贺茂忠行愈加器重安倍晴明了。




本期主播:萝卜

本期小编:KUMO

责任编辑:日语之声



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