2016年7月25日ロッキード事件から40年

吉永祐介検事は40年前の今月27日早朝、出勤途中に東京・新宿の神社の鳥居をくぐった。祈願したのはロッキード事件捜査の成功。元首相を逮捕する当日のことだ。(「田中角栄を逮捕した男 吉永祐介と特捜検察『栄光』の裏側」)。NHKは先日、40年前を再現したドラマを放映した。吉永氏役の演技には迫力があったが、取材で何度かご本人に接した当方には眼鏡が気になった。実物はもっと分厚かった。牛乳瓶の底を2枚重ねたようなレンズで、額を押しつけるようにして書類を読む姿が忘れがたい。頑固で緻密(ちみつ)、職人気質だった。検察トップの検事総長になっても、調書を取り寄せて自ら読み込んだ。捜査と公判以外には頓着せず、少年のように純粋な一面もあった。逮捕の翌年、元首相の初公判には検察官席で臨んだ。「かりそめにも総理大臣在職中の犯罪なりとして起訴せられたことは空前絶後の思いがする」「死よりもつらい」。涙声でそう訴える元首相を見つめた。あのころが特捜検察の黄金期だったのだろうか。「特捜事件は山の稜線(りょうせん)を歩くようなもの。一歩まちがえれば谷底に落ちて国民から批判される」。吉永氏が時に口にした懸念は、やがて現実になる。筋書き通りの供述を引き出そうと無理な取り調べに走り、ついには証拠の改ざんも起きた。失った信頼は大きく、捜査に往時の勢いはない。ロッキードの成功体験が、後に続く検事たちを強引にさせたのだろうか。40年の歳月は検察にも重く降りつもった。

翻译:吉永祐介检事在40年前的本月的27日早上,在上班路上穿过了东京·新宿的神社的鸟居。祈祷了洛克希德事件搜查的成功。这是原首相被逮捕的当天的情形。(《逮捕了田中角荣的男人  吉永祐介和特搜检察“荣光”的背后》)。NHK在前几天,播放了再现40年前的电视剧。演吉永的演员的演技很有魄力,当时数次对演员本人进行采访我们注意到的却是眼镜。据说吉永检事用的眼镜比演员的还要厚的多,把差不多有两个牛奶瓶低厚度的镜片压在额头上读着资料的身影令人难忘。顽固而细致,可谓工匠精神。即使成为检察领导的检事总长,他也会调来报告书亲自阅读。在搜查和公判以外,他也有不拘小节的如少年一般的纯粹的心态。在逮捕后的第二年,原首相第一次进行公判的时候他亲临检察官席。“不管怎么说也是起诉总理大臣在职中的犯罪,我觉得是空前绝后”,“比死还痛苦”。他盯着如此哭诉的原首相。当时是特搜检察的黄金时代。“特搜事件如同在山顶的棱线上行走,一步走错就可能坠落谷底受到国民的批判”。吉永氏当时所说的这个当心,最终成为现实。为了能够得到如同案情梗概的口供而勉强进行审讯,最终发展到了篡改证据。大幅失去信任之后往日搜查的其实也不见了。正式洛克希德时间的成功体现,让之后的检事们开始变得强横了。40年的岁月也积累在检事的身上。

解读:洛克希德事件是日本70年代发生的政治丑闻,其始于美国发现的著名航空公司洛克希德马丁公司在对海外销售期间使用了贿赂政要的手段。而有证据显示当时在日本的代理商丸红会社曾经对日本的高层政要行贿,促使其在日本全日空公司在购买该公司的飞机。之后日本通过外交手段从美国调集资料,最终得到了日本前首相,就是那位在中国家喻户晓的和中国恢复邦交的田中角荣受贿的证据。田中角荣随后在1976年7月27日被逮捕,此后被保释出狱并且组织强大的律师团进行辩护,而多名证人离奇死亡,田中角荣临时翻供,最后再其夫人的坦白下才算是定案。但是田中角荣此后多次上诉,到他本人死后案件也没有终审。田中角荣此人在日本政界颇有威望和争议,除了中国恢复邦交以外,他曾经提出过一个雄伟的日本列岛改造计划,计划改变日本人口过于密集于三大都市群所导致的诸多问题,希望大规模兴建日本的地方都市来拆分过度密集的经济体和工业体,尽管该计划对日本的远期有极大的好处,但是由于近期的牺牲过大,加上中东战争导致的日本石油危机,最终以失败为结局。

有关于特搜的部分想做一个专门的介绍,但是我手上的资料不足,所以暂时先搁置本篇的对应小文章。

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