[XPまつり2009LT]コンカツ女子のためのIT技術者の落とし方

XPまつり参加の方々、スタッフ、スピーカー、LTトーカーのみなさん、お疲れ様でした。いろんな意味でアジャイルな運営でしたが、個人的には運営のVIPはキータムラーさんかな、と思います。努力の割にすごいクオリティで、なんでこんなイベントができたのか・・・経験以外にどういう要素があったのか、良くわからないぐらいですが、すごく楽しく過ごせました。

参加者の方が結構楽しんでいたという噂の、匿名希望さんのLTの資料と、トーク原稿を本人から預かりまして、アップロードして欲しいと言われたのでアップします。プレゼンテーションZENの要素が入ると、スライドだけアップしても意味が分からなくなってしまうのですが、それを補足しようとすると結構たいへんですよね。誰かいい方法あれば教えて下さい。


SMマトリックスという、行動やコミュニケーションの癖を4つにパターン化することにより、行動や会話の予測、改善に繋げられる、強力なツールがあります。自分のために行動する=支配型、相手のために行動する=服従型、自分から行動する=S、相手から行動してもらうのを待つ=Mという2軸からなる4パターンで人間を分析していきます。2×2で、支配型S、支配型M,服従型M,服従型Sになります。おそらく、EM ZEROの野口さんは「気持ちよく、自分の望み(原稿)を得られるような雰囲気を作るということで、支配型Mです。服従型Sと支配型Mは、相手の望みをかなえようとするし、自分の望みを相手にかなえてもらおうと画策するので、間接的なコミュニケーションが得意です。逆に、支配型Sと服従型Mは直接的なコミュニケーションが得意です。

このSMマトリックスを使って、よくあるような恋愛術、モテ講座などを分析すると、女性は「自分の望みを他人に叶えてもらう」支配型M、男性は「相手の望みを自分が叶えてあげる」服従Sのポジションを取るということで、恋愛がうまくいくという前提にたっているということが分かります。今までの恋愛本・モテ男養成塾の特徴といえば、この間接コミュニケーションラインに強くフォーカスしているという点です。女性は支配M。いかに男をその気にさせて、相手にアクションを起こさせるのか、ということが中心に書かれています。また、モテ男養成塾も、相手の望みを知り、それをかなえるのか、というのを中心としています。(補足:間接コミュニケーションの話は当日は時間の都合で削られた模様)

ですが、ほとんどのIT技術者は支配型Sです。そのうちの半分はツンデレ。そして、周り(XPまつりの参加者)を見てもらえば分かる通り、IT業界のイベントはまさにメガネ男子牧場。こんなにエサだらけなのに、今までの恋愛本はこのフィールドを完全に無視していたなんて、もったいないですよね。IT技術者は、支配S。直接的コミュニケーションが得意なタイプ。そのため、IT技術者に対して、恋愛本に書かれているようなテクで迫っても効果がないのです。ということで、今回発表するタイトルはこれです。

次に、攻略法に入っていきます。IT技術者との戦いは、情報戦をいかに制するのか、というところにあります。幸い、IT技術者は自分の情報をかなりオープンにしている。例えば、ブログ、mixi、twitterなど。ただし、本音がどれだけ出ているか、という指数で行くと、twitterが一番。次にmixi。ただし、mixiは足跡が残るという問題があります。blogは上品で知的なキャラクタを演じている危険性が高い。なお、ここで情報をさらしていない人達は、リア充の可能性は高い。また、情報を知らないと優位に進められないため、すべての行動は賭をしなければならないことになります。

情報を得たら、話をするときにさりげなく混ぜると効果大。「私○○好きなんですよ。え、あなたもですか?」偶然ですね!」。ちなみに、スピリチュアルに嫌悪感を持っている人も少なくないので「シンクロニシティですね!」とかは避けたほうが無難。「運命ですね!」というのは重過ぎるので、初対面では使わないように。これが勝利のカギだ。

IT業界は新しい情報は良く出てくるし、セミナーや勉強会も多い。本もたくさん出る。このような時間をすべて奪ってしまうと、窒息して死んでしまう可能性が高い。なので、うまく相手が不満を持たない程度にこのような時間を与えて飼いならすというのが重要になります。

支配Sなので、やはり、手綱は握っておきたいと思うのがIT技術者。なので、選択肢を選ばせる行為をさせてあげることで、S性を満足させられますし、女性側は最初から都合の悪い時間を外して提示するので、どの枠を選んでもらっても、女性側には勝ちなのです。

今まで独身を守ってこられたということは、自分の趣味なども持っていて、自分の時間を大切にしたい、という人も多いでしょうから、相手に時間を与える時には、自分の使いたい時間帯だけに限定されているため、自分の時間もしっかり持てます。あまり自由時間を与えないでいすぎると、たとえ高給取りのCOBOLプログラマだったとしても、趣味と直結した給料の少ないRailsプログラマにジョブチェンジしてしまったりするかもしれない。

実際にこのような反応を返されたことがあります。ですが、これがIT技術者の実力なんです。がんばってもこれが限度。それなので、

このようなファッション誌を研究するのもいいのですが、

このぐらい、一見してネタだとわかるぐらいのファッションの方がIT技術者には伝わりやすいのです。

重要なのは、ファッションの努力が報われなくてもがっかりしないこと。IT技術者はそんなに器用にできていないのです

最近のイベントの管理や、参加の登録にはATNDというサイトが使われることが多いです。このATNDに関して、最近Python系のコミュニティの中で考えられている仮説が一つあります。

この参加者の左側のアイコンがオレンジ色が多いイベントは女性が多く、水色が多いイベントは男が多いというものです。

これを元に、参加者のモテ度を数値化するアルゴリズムが現在研究されていますが、これを元に計算すると上記のイベントの主催者のモテ度は上記のようになります。(注:そのうち、イベントモテ度チェックのウェブアプリとか公開されるかも)

追記:グリモン版が公開されています!

これをもとに、イベントの浮気危険度を評価したモノがこれです。

PythonのイベントでPHPコミッターの@moriyoshiの発表があったのですが、この電話アンケートによると、有効回答の50%以上が言語ではないといっているそうです。PHPはテンプレートなので、これは危険です。

なので、相手を捕まえたら、Erlangに興味を持たせるようにしましょう。

最近、Twitter上を騒がせているラブプラス というものがあります。僕は未プレイですが、恋愛シミュレーションというジャンルのゲームみたいです。もちろん、異性から見ると、このようなゲームは穢らわしい以外の何者でもないのですが、実はIT技術者はまったく別のことを考えている可能性があります。

もしかすると、新しいユーザインタフェースの研究をしている可能性もあります。新しいソフトウェアのアイディアを拾っているかもしれないのです。

別の例を挙げます。

とらドラ!というアニメはキャラクタの性格のプロットがかなり正確な部類に入り(とらドラ!は数学とも言われる)、SMマトリックスにあてはめて、性格分析の練習や検証をしたり、NLP的なテクニックを学ぶ題材として使うことができます。なので、一見、単なるアニメ好きにしか見えなくても、ファシリテーションの研究をしている・・・のかも。

ただし、フィギュア とかグッズ を買い出すと、もしかしたら研究を超えてダークサイドに落ち始めている可能性もあります。救い出してあげると、本人も感謝するはずです。

きちんと、時間を与えられていて、飼い慣らされたIT技術者は、雑誌の記事や本を書き出す可能性があります。そうなると、原稿料や印税が入ってきます。計算の仕方と、いつそれが入るのか、というのをしっておくのが大切です。

本が出された瞬間に「買って欲しいオーラ」を出すと、いかにも印税が目当てというのが見え見えです。また、もらう直前になってしまうと、もう使い方を決めてしまった後の可能性があります。なので、成功するおねだりのコツは、その間ぐらいの時期を狙うことです。

支配型Sは、自分で決断をしたいと思うタイプなので、絶妙なタイミングであれば「買わされる」ではなく、「よし、ちょうど印税も入るから、買ってあげようかな」と、S性を満足させることができます。

追記:@vyome(IT技術者をダンナに持つ方)からお墨付きをもらいました!

posted on 2010-09-25 00:20 司徒正美 阅读(...) 评论(...) 编辑 收藏

你可能感兴趣的:(XP)