日语共读
窗边的小豆豆
黑柳彻子
一份童真和不带世俗的纯净
宜
欢喜
悲伤
忌
皆さん、こんばんは。今天继续由主播奥狸傲为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~
-窗边的小豆豆-
《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。
这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。
《窗边的小豆豆》(25)
小さいときって、口が回らない、=ってことだけじゃなくて、言葉をたくさん、知らないから、人のしゃべってる音が、自分流に聞こえちゃう、ってことがある。トットちゃんの幼馴染みの男の子で、どうしても、「石鹸のあぶく」が、「ちぇんけんのあぶけ」になっちゃう子や、「看護婦さん」のことを、「かんごくさん」といっていた女の子がいた。
そんなわけで、トットちゃんは、
「テツコちゃん、テツコちゃん」
と呼ばれるのを、
「トットちゃん、トットちゃん」
と思い込んでいたのだった。おまけに、「ちゃん」までが、自分の名前だと信じていたのだった。
そのうち、パパだけは、いつ頃からか、「トット助」と呼ぶようになった。どうしてだかは、分からないけど、パパだけは、こう呼んだ。
这不光是因为小孩子吐字不清,还有一个原因是小孩子知道的词语不多,会把别人说的话,按照 自己的理解去听。比如小豆豆小时候的玩伴——一个小男孩,非得把“肥皂泡”叫作“肥叫泡”,还有一个小女孩总是把“护士”叫成“父士”。就像这样,小豆豆每次听到人家叫她:
“小淘淘,小淘淘!”
小豆豆总是以为人家叫的是“小豆豆,小豆豆”,甚至,她连“小”字也以为是自己的名字。只有爸爸例外,他不知从什么时候开始,称小豆豆为:
“豆豆助。”
不知道为什么要叫“豆豆助”,反正,只有爸爸一个人这么叫,比如:
「トット助!バラの花についてるそう鼻虫を取るの、手伝ってくれない?」
というふうに。
結局、小学生になっても、パパと犬のロッキー以外の人は、「トットちゃん」と呼んでくれたし、トットちゃんも、ノートには、「テツコ」と書いたけど、本当は、「トットちゃん」だと、思っていた。
トットちゃんは、昨日、とても、がっかりしてしまった。それは、ママ
「もう、ラジオで落語を聞いちゃダメよ」
と、いったからだった。
トットちゃんの頃のラジオは、大きくて、木で出来ていた。だいたいが、縦長の四角で、てっぺんが、丸くなっていて、正面はスピーカーになってるから、ピンクの絹の布などが張ってあり、真ん中に、からくさの彫刻があって、スイッチが二つだけ、ついている。とても優雅な形のものだった。
学校に入る前から、そのラジオのピンクの部分に、耳を突っ込むようにして、トットちゃんは、落語を聞くのが好きだった。落語は、とても面白いと思ったからだった。そして昨日までは、ママも、トットちゃんが落語を聞くことについて、何も言わなかった。
“豆豆助,帮爸爸捉玫瑰花上的象鼻虫好不好?”
结果,直到小豆豆上了小学,除了爸爸和牧羊犬洛基之外,所有的人都叫她“小豆豆”。小豆豆在笔记本上写上了“小淘淘”,但是她仍然以为那就是别人口中叫的“小豆豆”。
小豆豆昨天非常失望,因为妈妈对她说:
“以后,不要再听收音机里的落语故事了。”
那时候的收音机体形非常大,用木头做成,一般是长方体,顶是圆的,正面是喇叭,蒙着粉红色的绸布,中央雕刻着蔓藤图案的花纹,只有两个旋纽,造型非常优雅。小豆豆喜欢在上学之前,把耳朵贴到收音机的粉红绸布上听落语故事。小豆豆觉得落语简直太有趣了。而且,直到昨天,妈妈对豆豆爱听落语这件事,从来没说过什么。
ところが、昨日の夕方、弦楽四重奏の練習のために、パパのオーケストラの仲間が、トットちゃんの家の応接間に集まったときだった。チェロの橘さんが、トットちゃんに、
「バナナを、おみやげに持ってきてくださった」
とママがいったので、トットちゃんは、大喜びのあまり、こんな風に言ってしまったのだ。つまり、トットちゃんは、バナナをいただくと、丁寧に、お辞儀をしてから、橘さんに、こういった。
「おっ母あ、こいつは、おんのじだぜ」
昨天晚上,爸爸乐团里的同事们为了练习弦乐四重奏,聚在小豆豆家的客厅里。妈妈告诉小豆豆,拉大提琴的橘先生,给小豆豆“带来了香蕉做礼物”。小豆豆大喜过望,结果竟然说出这么一句话——
那就是,小豆豆接过香蕉,恭恭敬敬地鞠了一个躬,对橘先生说:
“娘啊,这家伙,还挺够哥儿们的!”
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今日主播
奥狸傲
主播:奥狸傲
小编:tsuki酱
责编:日语之声
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