【日语共读】窗边的小豆豆(22)


日语共读

窗边的小豆豆

黑柳彻子

一份童真和不带世俗的纯净

欢喜

悲伤

皆さん、こんばんは。今天继续由主播奥狸傲为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~

-窗边的小豆豆-

《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。 

这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。


《窗边的小豆豆》(22)


今日は、トットちゃんにとって、大仕事の日だった。どうしてかっていうと、いちばん大切にしてるお財布を、トットちゃんは、学校のトイレに落としてしまったからだった。お金は、ぜんぜんはいっていなかったけど、トイレに持っていくくらい、大切なお財布だった。それは、赤とか黄色とか緑とかのチェックのリボン地で出来ていて、形は四角いペタンコで、三角形のベロ式の蓋がついていて、ホックのところに、銀色のスコッチ・テリアの形のブローチみたいのがついてる、本当に、しゃれたものだった。

今天,对小豆豆来说,可是一个大大的辛苦日。因为她把自己最珍爱的钱包掉进了学校的厕所里。虽说钱包里一分钱也没有,但这个钱包本身却是豆豆的心爱之物,是连上厕所也合不得放下的宝贝。钱包是缎子质地的,有红色、黄色、绿色的格子图案,形状是平平的四方形,有一个三角形的舌头一样的盖子,在应当缝按扣儿的位置,缝的是一个银色的苏格兰小猎犬扣子,像胸针一样可爱。总之,那是一个非常漂亮的钱包。

 

だいたい、トットちゃんは、トイレに行って、用事が済んだ後、下をのぞきこむという、不思議なクセが、小さいときからあった。そのために、小学校に上がる前に、すでに麦わらのとか、白いレースとかの帽子を、いくつも下に落としていた。

今のように水洗いではなく、その頃は汲み取り式で、下は水槽になっていたから、帽子はたいがい、そこに浮かんで、そのままになった。だから、ママは、いつも「用事が済んでも、下を見ないこと!」と、トットちゃんにいっていた。

それなのに、この日、学校が始まる前にトイレに行って、つい見てしまったのだ。その途端持ち方が悪かったのか、その大切なお財布が、“ポチャン”と下に落ちてしまい、トットちゃんが、

「あーあ!!」

小豆豆上完厕所以后,总习惯往下看一看,这真是一个奇怪的坏毛病,但她从小就这样。因为这个毛病,小豆豆上小学之前,已经掉了好几顶麦秆草帽啦、白色蕾丝帽啦什么的到厕所里。那时候厕所不像现在这样是抽水式的,还都是掏取式的,下面就是水槽,帽子就漂浮在水槽里。所以,妈妈总是提醒小豆豆,“上完厕所以后,不要往下看”。

但是,这天上课前,小豆豆去了一次厕所,终于忍不住又往下看了看。就在这时,那个宝贝钱包 “啪”的一下掉了进去,可能是本来就没放好的缘故吧。小豆豆惊叫一声:

“啊——”

 

と悲鳴をあげたとき、したの暗やみの、どこにも、もうお財布は、見えなかった。

そこで、トットちゃんが、どうしたかって言うと、泣いたり、あきらめたりはしなくって、すぐ小使いの小父さん(今の用務員さん)の物置に走っていった。そして、水まき用のひしゃくを担いで持ってきた。まだ小さいトットちゃんには、ひしゃくの柄が体の倍くらいあったけど、そんなことかまわなかった。

トットちゃんは、学校の裏に回ると、汲み取り口を探した。トイレの外側の壁のあたりにあるかと思ったけど、どこにもないので、随分さがしたら、壁から一メートルぐらい離れた地面に、丸いコンクリートの蓋があり、それが、どうやら、汲み取り口らしいと、トットちゃんは判断した。

再看的时候,下面黑糊糊的,钱包再也看不见了。

那么,小豆豆这时又是什么反应呢?她没有哭泣,也没有干脆放弃,不要那个钱包了,而是立刻跑到校工叔叔放工具的库房里,扛了洒水用的长把舀子出来。小豆豆还很矮小,舀子的长把足有两个小豆高,但这没有关系。小豆豆在校园深处转来转去,寻找厕所的掏口。本来以为会在厕所外墙的附近,但怎么找也找不到。好不容易,小豆豆发现在离外墙一米左右的地面上,有一个圆形的混凝土盖子。这个无论如何该是掏口了吧,小豆豆这么判断。


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今日主播

奥狸傲

主播:奥狸傲

小编:tsuki酱

责编:日语之声


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