【日语共读】窗边的小豆豆(37)


日语共读

窗边的小豆豆

黑柳彻子

一份童真和不带世俗的纯净

欢喜

悲伤





皆さん、こんばんは。今天继续由主播奥狸傲为大家分享黑柳彻子的作品《窗边的小豆豆》。希望你会喜欢~


-窗边的小豆豆-

《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。

这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。

《窗边的小豆豆》(37)

トットちゃんは、もう、お墓まで行かないことにした。オバケは、お墓で待ってるに決まってるし、もう、充分に、(キモダメシが、どんなのか)ってわかったから、帰ったほうがいい、と考えたからがった。偶然、グループのみんなも同じ考えだったので、トットちゃんは、(よかった、一人じゃなくて)と思い、帰り道、みんなは、もう一目散だった。

学校に帰ると、前に行った組も、帰って来ていて、みんなも、怖いから、ほとんどお墓まで行かなかった、とわかった。

小豆豆决定不去墓地了,因为妖怪一定会在墓地那儿等着,而且现在已经充分了解了什么是“试胆量”,还是回去为好。很巧的是,同组的伙伴们都是这个想法,豆豆松了口气,暗想“太好了,不光是我自己想回去”。于是,大伙儿_溜烟地跑了回去。

回到学校后,先出发的几组已经回来了,大家都因为太害怕了,几乎没有人敢走到墓地那里。

 

そのうち、白い布を頭から、かぶった男の子が、ワアワア泣きながら、先生に連れられて、門から入って来た。その子は、オバケになって、ずーっと、お墓の中にしゃがんで、みんなを待っていたけど、誰も来ないし、だんだん、こわくなって、とうとうお墓から外に出て、道で泣いてるところを、巡回してた先生に見つけられ、帰って来たのだった。

みんなが、その子を慰めていると、また泣きながら、違うオバケと男の子が帰って来た。オバケの子は、誰かがお墓に入って来たので、「オバケ!」と言おうと思って前に飛び出したら、走って来たその男の子と正面衝突して、二人とも、びっくりしたのと、痛いのとで、オイオイ泣きながら、一緒に走って来たのだった。みんな、おかしいのと、怖かったのが終わった安心とで、ゲラゲラ笑った。オバケも、泣きながら笑った。

这时候,一个头上缠着白布的男孩呜呜地哭着,被老师领了进来。这个男孩装成妖怪,蹲在墓地里等着大家,等啊等,可是谁也没有去。渐渐地,他自己也害怕起来,终于忍不住从墓地里跑了出来,站在路上呜呜地哭,被巡查的老师发现,领了回来。大家正在安慰这个男孩时,又走进一个“妖怪”和另一个男孩。原来装成妖怪的孩子发觉有人走进墓地,急忙奋力跳了出来,正要大叫“妖怪!”谁知正好和迎面跑来的一个男孩撞了个满怀。两个人都吓了一大跳,加上又撞得好痛,于是呜呜地哭着,一起跑了回来。大家觉得很好笑,加上终于不必再害怕了,都安下心来,嘻嘻哈哈地笑了起来。装成妖怪的孩子一边哭,一边却又忍不住笑了。


そこに、新聞紙で作ったオバケをかぶった、トットちゃんと同級生の右田君が、

「ひどいよ、ずーっと待ってたのにさ」

といいながら帰って来て、蚊に食われた、足や手を、ボリボリ掻いた。それを見て、

「オバケが、蚊に食われてる!

と誰かが言ったから、みんな、また笑った。

五年生の受け持ちの丸山先生が、

「じゃ、そろそろ残ってるオバケを連れて来ましょう」

と出かけて行った。そして、外灯の下でキョロキョロしてたオバケや、こわくって、家まで帰っちゃったオバケを、全部、連れて帰って来た。

この夜のあと、トモエの生徒はは、オバケを、怖くないと思った。だって、オバケだって、こわがっているんだ、って、わかったんだからさ。

这时候,和小豆豆同班的右田君戴着报纸做成的鬼脸,也跑回来了,一边还说着:

“太过分啦,我还一直在等着你们哪!”

说着,他嗤嗤地挠着被蚊子叮了的手脚。看到这幅情景, 不知谁说了一句:

“妖怪被蚊子吃啦!”

大家又笑了起来。五年级的班主任丸山老师说:

“好了,我去把剩下的妖怪们都带回来吧。

说着,丸山老师走了出去,不一会儿就把“妖怪们”全部带了回来。原来有的“妖怪”正在外面路灯下,慌里慌张地四处张望,有的“妖怪”则被吓得往家里跑。

从这天晚上以后,巴学园的小学生们就不再害怕妖怪了。

因为,他们知道了,妖怪自己原来也害怕呢。


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今日主播

奥狸傲

主播:奥狸傲i

小编:tsuki酱

责编:日语之声

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