カラワル地下足袋(1)

  地下足袋といえば、二股(ふたまた)で、田畑(たはた)や工事など作業労働用の履物という印象が強い。しかも、日本の履物では最高傑作と言われるほど、機能性が高く、伝統がある。その地下足袋を現代風にアレンジしたデザインで販売するのが、京都市に本店がある「SOU.SOU」。「日本の伝統の軸線上にあるモダンでサイン」をコンセプトに、2003年から、世界で唯一(ゆいいつ)という国産地下足袋ブランドをはじめ、手ぬぐい( 手帕 )やかばん、作務衣(さむえ)や着物、そして家具(かぐ)などを幅広く取り扱っている。

  メイン(Main)の地下足袋は、黒や渋柿(しぶがき)など一色で作られた定番をはじめ、ピンク、あか、あわなどりろといどり。ジーンズやスカートなどにあわせても楽しく、正直迷ってしまうほど豊富だ。しかも、地下足袋らしく金属製の「こはぜ」で留めるようになっている。

 

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