【共读连载】情书(33)

皆さん、こんばんは。

又到了周三日语共读的时间啦~

陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第33回~


情   书

    《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。

33

彼は今はもうどこで何をやっているのか私は知りません。

只今でも時々思い出すことがあるんです。

どこかで元気にやってるかなって思うんです。

そんなつもりで書いた手紙でした。

本当はどこにも届かなくて良かったんです。


我不知道他现在人在哪里、在做什么。

但即使到了现在,我还是时常想起他。

想着他在某个地方。过得好不好。

我怀着这样的心情写了那封心信。

要是那封信无法投递就好了。

それがまさか同姓同名のあなたのもとに届くとは思ってもみませんでした。

ご迷惑を掛けして本当にすみませんでした。

決して悪気はなかったのです。

あなたにお会いしたかったけど、あなたに会うまでの勇気が出ませんでした。

手紙だけの間柄でした。

手紙だけで失礼させていただきます。


我没想到,那封信竟然寄到了同名同姓的你的手里。

给你带来麻烦,真的很抱歉。

我绝无恶意。

我很想见你一面,却又没有和你见面的勇气。

因为我们只是用书信往来。

请允许我用这封信向你道别。




顔を上げると秋葉が覗き込んでいた。

博子は照れくさそうに隠しながら便箋を折り畳み、封筒に入れた。

あたりを見回したが、本人が帰ってくる気配はなかった。

「行こうか」

博子が言った

「待ったへんの?」

「うん」

そう言って博子は手紙を郵便受けに落とした。その時遠くからバイクの音が聞こえた。

振り返ると郵便屋だった。郵便屋はニコニコ笑いながら近づいてきた。

博子はわけもなく会釈した。


博子一抬头,发现秋叶正在偷看她。

博子不好意思地边遮掩边把信折好,再装进信封里。

向四处张望了一下,她还没回来。

「我们走吧!」

博子说。

「不等了吗?」

「嗯。」

 博子说着,把信投进信箱。这时,远处传来了摩托车的声音。回头一看,原来是邮差,他笑嘻嘻地骑了过来。

「はい、郵便!」

「あ、、、、」

郵便屋は博子に郵便物を直接手渡した。そして振り返ると、秋葉のことを訝しげに睨んだ。

そしてバイクにまたがると何か思い出したように、あっと叫んで振り返った。

郵便屋は博子に向かって呼びかけた。

「はい?」

「、、、いや、また今度でいいや」

そう言って郵便屋は走り去った。

「誰と間違えたのかな」

秋葉が言った。

 

「嗨,你的信!」

「啊……」

邮差直接将信递给博子,然后转身,惊讶地瞪着秋叶。

接着,当他跨上摩托车,好像又想起了什么似的,回头「啊」地叫了一声。

「对了!」

邮差对着博子说。

「……算了,下次再说吧。」

说完,邮差就离开了。

「大概认错人了吧?」

 秋叶说道。



「さあ、、、」

「なんか妙やな、小樽人ちゅうのは」

帰り道、タクシーが一台上がってくるのが見えた。しかし誰か客を乗せていた。

「ま、ちっさい街や。すぐに繁華街に出るて」

しかたなく二人は歩き出した。

「なあ」

秋葉が言った。

「さっき書いてた手紙、、、」

「え?」

「、、、なんで嘘書いたん?」

「え?」

「あいつ死んだこと」

「、、、、、、」

「書かなかったやろう」

「、、、、、、」

「なんで?」


「嗯……」

「小樽的人都怪怪的。」

回去的路上,一辆出租车迎面而来,却载着客人。

「反正是个小城镇,马上就到繁华的市区了。」

两人不得已,只得继续往前走。

「喂……」

秋叶说。

「你刚才写的信……」

「嗯?」

「……为什么撒谎?」

「嗯?」

「他已经死了的事情。」

「……」

 「你没写吧?」

 「……」

「为什么?」



注:本节目仅用于分享和学习交流,不得转用商用,内容版权归原作者所有。若有侵权,请在作品下方留言,我们会尽快删除。


主播/超酱

编辑/ミアオ

责任编辑/日语之声


你可能感兴趣的:(【共读连载】情书(33))