JP1_起動条件を設定したジョブネットの多重起動

http://itdoc.hitachi.co.jp/manuals/3020/30203K2143/AJSF0048.HTM

多重起動を設定している場合は,起動条件で監視している事象の発生のたびにジョブネットが起動され,前のジョブネットが実行中でも多重実行されます。一方,多重起動を設定していない場合は,事象の発生によってジョブネットが実行され,その実行中に次の事象が発生しても,前に実行されたジョブネットの終了を待ってから実行されます。

なお,スケジューリング方式の設定は,起動条件の監視を開始するスケジュールには反映されますが,条件の成立によって実行されるジョブネットには反映されません。したがって,多重起動を設定していない(多重起動不可能)場合に条件成立が複数重なっても,ジョブネットの実行がスキップ(スケジュールスキップ)されることはありません。ただし次の場合は繰り越し未実行となります。

<スケジューリング方式>
・スケジュールスキップ
開始予定時刻が重なってしまったジョブネットの実行予定をスキップし、開始予定時刻が重ならない次の世代のジョブネットを実行します。
・多重スケジュール
前の世代のジョブネットが終了するのを待ち、終了と同時に次の世代のジョブネットを実行します。「多重起動」で「可能」を選択している場合は、前の世代のジョブネットが終了するのを待たないで、次の世代の開始予定時刻になったらジョブネットを実行します。

 

 

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