【共读连载】情书(36)


皆さん、こんばんは。

又到了周三日语共读的时间啦~

陪伴大家已久的《情书》今天迎来了第36回~


情   书

    《情书》是日本作家岩井俊二的长篇小说,也是其成名作,首次出版于1995年。小说由一个同名同姓的误会展开,通过两个女子书信的交流,以舒缓的笔调细致的展现了两段可贵的爱情。

36

「なによ」

「え?わからへんか?」

「……また謎解きゲーム?」

「なに言うとんのや、博子ちゃんがトロいさかい、俺が考えてやっとるんやないの」

「あら。あたしがトロイの?」

「トロいやん。そのトロさがこの事件の鍵やったんやな」

「どういうこと?」

「什么嘛?」

「咦?你还不明白?」

「……又是推理游戏?」

「你在说什么啊?博子实在太迟钝了,你不觉得我比较会想吗?」

「什么,我很迟钝吗?」

「很迟钝啊!你的迟钝就是这整个事情的关键。」

「怎么回事?」




アルバムや」

「アルバム?」

「アルバムん中から見つけたんやろ?あの住所」

「うん」

「あの子の住所がそこに書いてあったわけやろ?」

「……」

「ということはあの子、あいつとおんなじここの卒業生いうことにならへんか?」

「……」

「きっと同じ名前やったから、博子ちゃんうっかり書き間違えたんやないの?」


「是毕业纪念册。」

「毕业纪念册?」

「那个地址是从毕业纪念册中找到的吧?」

「嗯。」

「就是说,那女孩的地址也写在上面。」

「……」

 「这么说来,那女孩不就和那家伙一样,都是这里的毕业生吗?」

「……」

「一定是因为同名同姓的关系,所以博子不小心抄错了。」




もし二人が同じ卒業生だとしたら、あのアルバムに彼女の住所も載っていることになる。だとすれば、それを彼の住所だと勘違いした可能性は確かにあった。

「そうなの?」

「間違いないて」

「じゃあ、みんなあたしの勘違いってこと?」

博子はちょっと気まずかった。

「そういうことになってしまうな」

如果两人都是毕业生,她的住址一定也在那本毕业纪念册上。那么,的确会把那个地址误认为他的。

「是吗?」

「肯定没错。」

「这么说,都是因为我的误会吗?」

 博子有点难过。

「所以才会发生这种事。」




秋葉はニヤニヤ笑いながら黒板の前に行き、そして小さいな落書き(らくがき)をした。相合傘(あいあいがさ)の落書きだった。傘の下には二つの藤井樹の名前を書いた。

「でもおんなじ学校におんなじ名前のやつがおったわけかいな」

「それも男と女で」

「珍しい話やけど、ありえんことやないよな」

「そうねぇ」

「ひょっとしてその子、藤井の初恋の子やったりしてな」

「え?」

「一瞬博子は何かを思い出しかけた。博子は記憶をたどろうとしたが、邪魔者の登場でそれどころではなくなった。」

「なんだい?君たち」

秋叶笑嘻嘻地走到黑板前,随手画了一个小图。他画的是一把情人伞,伞下写了两个藤井树的名字。

「不过,同一个学校里会有两个同名同姓的人吗?」

「而且还是一男一女。」

「虽然很罕见,也不是没有可能。」

「是啊!」

「说不定那女孩是藤井树的初恋情人。」

「什么?」

剎那间,博子想起了什么。他搜寻着记忆,却突然被打断了。

「你们在这里做什么?」


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主播/点点奀

编辑/ミアオ

责任编辑/日语之声


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